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@takeshisensei_seisyoukai

Q. ラミネートベニアで歯を削るのが不安、
どんな風にきれいになるの？
A.ラミネートベニアの治療の際に必ず、術前にシミュレーションを行っています。どのような仕上がりになるかのデザインを行い、治療前に実際の最終的なイメージの仮歯を入れていただきます。このイメージを患者さま、歯科医師、歯科技工が共有し治療に当たります。
また、審美治療は様々な国、文化、審美の考え方、目的によってそのゴールが大きく異なります。そのため、患者さまとよくご相談の上、最終的なデザインを決定いたします。必要に応じて複数デザインを提示させていただくこともあります。また、清翔会グループが得意とする矯正治療とラミネートベニアを組み合わせることも多く、ダメージの少ない理想的な仕上がりを目指していきます。
Q. ラミネートベニアで前歯だけでなく奥歯も治せるの？
A.奥歯の場合、厳密にはラミネートベニアとは呼びません。
パーシャルクラウン、オーバーレイ、オクルーザルベニアなどが、ラミネートベニアとコンセプトは同じ治療形態となります。
現代審美治療では、被せもの（クラウン）をできるだけ避ける設計が推奨されています。被せものは、歯の外側のエナメル質という層が本来持つ、噛む機能を破壊してしまうからです。
そのため、ラミネートベニアに厚みを出したデザインが主流です。
これは、ラミネートベニアのデザインにすることで、歯の内部にファイバーなどの補強材を使用することができるため、従来の治療では実現が困難であった、歯が割れる力に拮抗する力を生み出すことができます。
また、トラブルも非常にわかりやすいため、もし虫歯の再発してしまった場合でも、早期に治療介入が行いやすいという利点があります。肝心なセラミックの強度も被せものと同等以上の成績が出ています。
私は常に最小の侵襲を心がけ、前歯だけでなく、臼歯でもラミネートベニアを積極的に使用しています。
Q. 1回の治療時間がどうしてそんなに長いの？
A.現代の審美治療において、「時間」は非常に重要な要素です。材料と歯を確実に接着させ、一体化させるためには、「長時間にわたる清潔な環境」と「十分な時間」が必要不可欠です。唾液などによる汚染のない清潔な環境で、材料と歯がなじむ時間が長くなるほど、その効果は高まり、歯本来の機能を取り戻すことにつながります。
この考え方は、**Biomimetic Restorative Dentistry（生体模倣修復歯学）**と呼ばれる、現代のセラミック治療におけるほぼ完成された理論に基づいており、従来の歯科治療とは大きく異なります。その結果、再発のリスクを大幅に低減することが可能です。 私は顕微鏡や高倍率ルーペを用いた拡大視野で、細部に至るまで丁寧に処置を行うことを心がけております。それに加え、歯と材料がしっかりと一体化するために、十分な時間をかけることに重点を置いております。ただし、長時間の治療が患者さまにとって負担になることも理解しております。そのため、処置中はできる限り快適にお過ごしいただき、リラックスして眠れるよう配慮しています。
なお、妥協のない治療を提供するために、1日に診させていただく患者さまの人数を数名程度に限定しております。また、原則として平行診療は行わず、お一人お一人に集中して治療を行っております。ご理解いただけますと幸いです。
Q. 先生はどうして、治療前後にたくさん写真や動画を撮影するの？
A.撮影した写真や動画は、病気の原因を追究したり、治療計画を立案したり、治療中のエラーがないか確認するために活用しています。撮影した画像や動画は、診療後に見直しを行います。これにより、診察室では気づきにくい細部まで確認できるだけでなく、複雑な症例の場合には、専門家同士のディスカッションにも使用しています。
また、画像や動画の確認中に何か気づいた点や異常が発見された場合には、速やかに患者さまにご連絡し、情報を共有させていただきます。さらに、ご希望があれば撮影した画像や動画を実際にお渡しすることも可能です。
特に審美治療では、お顔の情報をもとに歯の設計図を作ります。歯の美しさは瞳孔、鼻、唇などの非常に関連があるので、お顔の写真は必須です
Q 先生の活動を教えてください。
A.歯科治療はアメリカやヨーロッパを中心に最先端の研究や治療が行われています。 審美治療、特に矯正治療後の審美治療はより侵襲の少ない、ダメージの少ない方法へと切り替わっています。 セラミックだけでなく、内部の材料や治療方法も大きく変わり、いかに歯を強化するかということが注目されています。今までの歯科治療とあまりにも大きく変わるため、歯科の教科書が大きくかわると言われています。 私は外国の先生方とSNSなどを通じ協力して、このような新しい歯科医療の情報発信と共有を行い、臨床だけでなく研究、教育にも力を注いでいます。

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